昨日「春を染めよう!、春をたべよう!」と題してヨモギで染めもの、パン(あんぱん)、だんごをつくりました。
ヨモギは河原や空き地で刈り取り、上の若芽をパンや団子に入れ、茎や葉は染めもの用にしました。参加者が幼児親子14組、小学生10人と部屋が満杯になるほどでした。染物、食べ物2種と盛りだくさんだったため段どりに少々悩みましたが「ヨモギの活用」と「だんごとパンの生地の違い」などを感じでもらえたらいいなという狙いでちょっと欲張ってしまったのです。
ヨモギ染めは試し染めでは若草色になっていたのですが・・・なんと!本番では山吹色になりました。何の具合かわかりません。数年前の時も黄色が多かったので今回は春色の若草色にと思っていたのですが・・・ばいせん液はミョウバンです。ミョウバンは黄色になりやすいとは書いてあるものがありましたが、試しの時には若草の緑になっていたのでその通りにしたつもりなのですが・・・ちょっと残念です。
染める度に思いがけない色が出るところが染物のドキドキするところで面白いのかもしれません。
パンとおだんごは若草色でしたよ。パンの生地は大勢であることや時間の関係から一時発酵までは準備しておきました。
ふわふわ柔らかい生地に自家製あんこを包んでヨモギあんぱんです。おだんごはきな粉をかけて食べました。「草っぽい!」と、小学生は敬遠する子もいましたね。
一つの素材で3種類を一度に作る経験はあまりありません、無事終わってホッとしました。狙いは通じたかなぁ?