「食」と「農」の体験活動
「食べることは生きること」、私たちの生活は毎日の食事なしには成り立ちません。飽食と言われる今の時代、私たちが日々食べたり、目にしている食品がどんな素材で、どんな過程でできているのか、スーパーでなんでも手に入る今の環境にあってもその食品の原材料や原型はわかりにくくなっています。そんな中で少しでも本物に触れられる環境を作り体験できる機会を作りたいとの思いで、2004年の交流センター開設以来「農」と「食」がつながる取り組みをしています。
「面倒なこと」、「手間がかかること」のなかに先人の知恵があふれているのです。「食」のルーツを知ることは人々の生活、社会の歴史を知ることにつながります。素材の持つ不思議さや面白さを知り、保存食の工夫、美味しく食べる知恵、また、道具の移り変わりを知ることによっても豊かな生活力が育まれます。そんな体験活動を大事にしています。
昔の大家族の中で受け継がれてきた大地からの「いのち」を 都会の生活の中で、そして地域の中で感じあえる空間を目指して活動しています。